詩的で幻想的な映像美で話題の『シェル・コレクター』の坪田義史監督に聞く!

五感に訴えかける、これまでにない映像ファンタジーとして評判の『シェル・コレクター』
坪田 義史監督独占インタビュー

リリー・フランキー15年ぶりの単独主演作としても話題になり、共演には寺島­しのぶ、池松壮亮、橋本愛といった豪華キャスト。

大自然を背景にした、詩的で幻想的な映像のなかに、見る人が気付かされるメッセージがこもっている、

貝を巡る物語。

原作はピュリッツァー賞作家アンソニー・ドーアの同名処女短編集の1編。
映画化不可能と思われたこの作品の、メガホンをとったのは、『美代子阿佐ヶ谷気分』(09)の坪田義史。
監督自身の言葉で、映画『シェル・コレクター』の魅力を語って頂きました。

坪田 義史監督 略歴

1975年神奈川県出身。多摩美術大学在学中に制作した映画『でかいメガネ』(00)が、映像アートの祭典「イメージフォーラム・フェスティバル2000」でグランプリを受賞。その後、70年代に「月刊漫画ガロ」などで活躍した安部慎一の傑作を映画化した『美代子阿佐ヶ谷気分』(09)で劇場デビューを果たす。虚構と現実を微妙なタッチで描いた唯一無二の作風は、第39回ロッテルダム国際映画祭コンペティション部門「VPROタイガー・アワード」選出を皮切りに、第46回ペサロ映画祭(イタリア)審査員特別賞、第4回シネマデジタルソウル映画祭(韓国) 批評家連盟賞・観客賞、第30回ポルト国際映画祭(ポルトガル)特別賞・最優秀脚色賞受賞など数々の映画祭を席巻、海外でも高い評価を受けた。同作で主演女優の町田マリーを第31回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞に導くなど、国内外から最前衛な新鋭として賞賛された。2012年は文化庁在外芸術家派遣によりニューヨークと日本で活動していた。

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