今週末公開 2016 年5月13日〜

殿、利息でござる!

5月14日公開

今から250年前の江戸時代、藩の重い年貢により夜逃げが相次ぐ宿場町・吉岡宿に住む十三郎(じゅうざぶろう)は、知恵者の篤平治(とくへいじ)から町を救う計画を聞く。それは藩に大金を貸付け、利息を巻き上げる「庶民がお上から年貢を取り戻す」逆転の発想だった!3億円もの大金を水面下で集める前代未聞の頭脳戦勃発!計画がバレれば打ち首確実!強欲お奉行の嫌がらせを乗り越えて、十三郎と仲間たちはさらに必死の節約を重ね、ただ町のため、人のため、私財を投げ打ち悲願に挑む!!破産寸前、絶体絶命の大ピンチ…果たして彼らは町を救えるのか!?阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子ら超豪華キャストが集結!江戸の世に実在した人々の奇跡と感動の歴史秘話を現代に蘇らせた磯田道史著『無私の日本人』(文春文庫刊)を原作に、『白ゆき姫殺人事件』『予告犯』『残穢【ざんえ】ー住んではいけない部屋ー』等、今最も注目を集める中村義洋監督がユーモアたっぷりに映画化!

監督:中村義洋
出演:阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡
配給:松竹

公式サイト:http://tono-gozaru.jp

 

 

シンドバッド

5月14日公開

「世界名作劇場」シリーズで知られる日本アニメーションの40周年記念作品として製作された劇場版3部作の完結編。第1部「空とぶ姫と秘密の島」と第2部「魔法のランプと動く島」のダイジェスト映像に新作映像を加えて、1本の長編アニメーション映画として完成された。伝説の魔法族の姫サナと出会い、船乗りとなって魔法族の仲間を探す旅に出たシンドバッド。そんな彼らの前に、謎の敵ガリプ一味が立ちはだかる。やがてたどり着いた「真昼の夜」の中に浮かぶ「不思議の門」で、世界を変える恐るべき秘密が明らかになる。

監督:宮下新平
出演:薬師丸ひろ子
配給:イオンエンターテイメント

公式サイト:http://www.sinbad.jp

 

 

ルートヴィヒ 完全復元版

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5月14日より、YEBISU GARDEN CINEMAにて公開

イタリアの巨匠ルキノ・ビスコンティが、バイエルン王ルートビヒ2世の人生を描いた歴史大作で、ビスコンティ監督が当初意図した編集が実現した、初公開版よりも100分近く長い「完全復元版」。1972年の製作当時は、配給会社の意向で約140分に短縮されて公開。日本では80年に劇場初公開され、「ルードウィヒ 神々の黄昏」の邦題で約180分のバージョンが上映された。その後、ビスコンティ監督の当初の構想に近い約4時間のバージョンで実現したのが「完全復元版」となる。日本では89年のビデオ発売時に「ルードウィヒ 神々の黄昏 復元完全版」のタイトルで特別上映。2006年の「ヴィスコンティ生誕百年祭」では、「ルートヴィヒ 完全復元版」と改題され、オリジナルネガの修復版プリントで公開された。さらに16年、ビスコンティ監督生誕110周年、没後40年を記念した特集上映「ヴィスコンティと美しき男たち アラン・ドロンとヘルムート・バーガー」で、初のデジタルリマスター版での公開が実現。物語は1864年、父の後を継いで18歳でバイエルン国王に即位し、「狂王」と呼ばれ、40歳で謎の死を遂げたルートビヒ2世の、音楽家ワーグナーへの傾倒やオーストリア皇后への実らぬ恋、戦争からの逃避など波乱に満ちた生涯を描く。「地獄に堕ちた勇者ども」(69)、「ベニスに死す」(71)とあわせてビスコンティ監督の「ドイツ3部作」と呼ばれる。

監督:ルキノ・ビスコンティ
出演:ヘルムート・バーガー、ロミー・シュナイダー、トレバー・ハワード
配給:クレストインターナショナル

公式サイト:https://www.facebook.com/visconti110/

 

 

ファブリックの女王

5月14日より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開

戦後まもないフィンランド。戦争で兄弟も工房も失ったアルミは、夫のヴィリヨが買収した業務用のオイルプリントを作る会社で働き出す。やがて、個人向けに綿のファブリックにプリントすることを思いつき、1951年、新たな会社を立ち上げる。会社の名前は<マリメッコ>。しかし、その船出は順風満帆とは言えなかった。そこで、ただファブリックを売るだけでなく、その使い方を示すドレスのファッションショーを企画。ヘルシンキで初めて行なわれたファッションショーは、全財産をかけた大博打だったが、大成功をおさめる。カラフルで斬新なデザインのファブリックと、女性をレースやコルセットから解放したドレスは、たちまち注目を集め、事業は軌道に乗り始めた。アルミは才能あるデザイナーを集めて自由にデザインさせ、それぞれのファブリックには名前とデザイナーの名前を記すことにした。<マリメッコ>はアルミの全てであり、何でも言い合える従業員たちは“家族”だった。しかし“家族”の面倒を全て引き受け、出費を惜しまないアルミは、銀行団に非難され、幾度も倒産の危機に陥った。一方、<マリメッコ>にのめり込むあまりに常識を外れていくアルミに、夫や子どもたちはついていけなくなっていた。理解されない、愛されない寂しさを、酒や他の男性で埋めようとするアルミ。<マリメッコ>は「知的な人々のユニフォーム」として世界に認められるようになり、職住が一体となった自然あふれる理想郷 “マリメッコ村(マリキュラ)”をつくるためにアルミは奔走するのだが・・・
舞台劇でアルミ・ラティアを演じる女優マリアの俯瞰的視点で、アルミの人生を浮き彫りにしていく。

監督:ヨールン・ドンネル
出演:ミンナ・ハープキュラ、ラウラ・ビルン、ハンヌ=ペッカ・ビョルクマン
配給:パンドラ、kinologue

公式サイト:http://q-fabric.com

 

 

ひそひそ星

5月14日より、新宿シネマカリテほかにて公開

人類はあれから何度となく大きな災害と大きな失敗を繰り返した。その度に人は減っていった。宇宙は今、静かな平和に包まれている。機械が宇宙を支配し、人工知能を持ったロボットが全体の8割、人間は2割になっている。すでに宇宙全体で人間は、滅びていく絶滅種と認定されている。科学のほとんどは完結しているが、人間は昔と同様、百年生きるのがせいぜいだ。人間の人口は、宇宙の中でしだいに消え入るローソクの火のようだ。アンドロイドの鈴木洋子 マシンナンバー722 は、昭和レトロな内装の宇宙船レンタルナンバーZに乗り込み、相棒のコンピューターきかい6・7・マーMと共に、星々を巡り人間の荷物を届ける宇宙宅配便の配達員をしている。宇宙船での旅はたいくつ極まりない。しかし、マシンである洋子は退屈を感じないし、まめに船内を掃除したり、旅を記録したり、相棒のきかい6・7・マーMの故障を修理したりで長い宇宙時間をマシンらしく過ごしている。人間に届ける荷物は、帽子だったり、えんぴつや、洋服だったりとさほど重要に見えるものはない。配達には何年もの年月がかかるのだが、マシンである洋子には、なぜ人間が物体をどんな距離にでも瞬時に移動できるテレポーテーションがある時代に、数年もの時間をかけて物を届けるのか理解ができない。洋子は“距離と時間に対する憧れは、人間にとって心臓のときめきのようなものだろう“と、推測している。洋子は様々な星、ウルツ星やパラスゼロ星に降り立ち、かつて人々でにぎわった街や海辺に荷物をとどけていく。荷物を受け取る人々の反応は様々だが、誰もがとても大切そうに、荷物をひきとっていく。30デシベル以上の音をたてると人間が死ぬおそれがあるという“ひそひそ星”では、人間は影絵のような存在だ。洋子は注意深く音をたてないように、ある女性に配達をする。すると・・・。

監督:園子温
出演:神楽坂恵、遠藤賢司、池田優斗
配給:日活

公式サイト:http://hisohisoboshi.jp/#

 

 

ヘイル、シーザー!

5月13日より、TOHOシネマズシャンテほかにて公開

「ノーカントリー」「ファーゴ」のジョエル&イーサン・コーエン兄弟が、ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタムら豪華スターを迎えて描いた監督作。1950年代のハリウッド。あるメジャースタジオの命運を賭けた超大作映画「ヘイル、シーザー!」の撮影中、主演俳優で世界的大スターのウィットロックが何者かに誘拐されてしまう。撮影スタジオは混乱し、事態の収拾を任された何でも屋が、セクシー若手女優やミュージカルスター、演技がヘタなアクション俳優ら個性あふれる俳優たちを巻き込み、事件解決に向けて動いていく。コーエン兄弟監督作常連のフランシス・マクドーマンドやティルダ・スウィントン、レイフ・ファインズ、ジョナ・ヒルらも出演。

監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演:ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、オールデン・エアエンライク
配給:東宝東和

公式サイト:http://hailcaesar.jp

 

 

ラブ・コントロール 恋すると死んでしまう彼女ボンスン

5月14日公開

恋愛感情を生み出すソフトウエアを開発中の天才プログラマーが、自分の作ったサイボーグと恋に落ちたらーー。グローバルに活躍するSUPER JUNIORのメンバー、キュヒョンの初主演ドラマは、記憶を失いつつある男がピュアな愛を守ろうとする切ないラブストーリー。「自分が造ったサイボーグを愛してしまう」というファンタジックな物語の中で、不治の病と闘いながらも、一瞬一瞬を楽しもうとする主人公ジュソンを熱演している。トーク番組などで見せるいたずらっ子のような表情は封印し、ロマンティックでシリアスな表情をたっぷりと見せている。自分がサイボーグであることを知らぬままジュソンに思いを寄せるようになるボンスンを演じるのは『愛するウンドン』でヒロインの若き日を演じたユン・ソヒ。そのほか、『ヒーラー〜最高の恋人〜』のチ・イルジュ、『のだめカンタービレ〜ネイル カンタービレ』のキム・ユミも出演。

監督:クォン・スンウク
出演:キュヒョン、ユン・ソヒ、チ・イルジュ
配給:ライブ・ビューイング・ジャパン

公式サイト:http://liveviewing.jp/contents/bongsooni/

 

 

追撃者

5月14日より、シネマート新宿ほかにて公開

アメリカ南西部モハーベ砂漠。日中には気温50度を超え、街まで150キロ離れた広大な砂漠地帯でトレッキング・ガイドをする青年ベン(ジェレミー・アーヴァイン)。彼のもとに、ある仕事の依頼が舞い込む。趣味の狩猟を楽しむために訪れた大富豪マデック(マイケル・ダグラス)のガイドだ。砂漠を進んでいく二人だが、狩猟ポイントに着いた瞬間、興奮したマデックが崖上に見えた物陰に発砲。駆けつけたベンが目にしたのは、銃弾に倒れた探鉱者の死体だった…。すぐに事故を通報しようとするベンに対し態度を急変させたマデックは、彼の衣服を剥ぎとり素っ裸のまま砂漠に放り出し、離れた場所からライフルの照準をベンに合わせた。それは、豹変したマデックが仕掛けた< 人間狩りマン・ハンティング >の始まりの合図だった。突如として<獲物>とされたベンは、砂漠ガイドとしての知恵と生存本能を武器に生き残りを懸ける。息詰まるスリルとサスペンスの果てに、ベンを待ち受けるのは「生」か「死」か―。絶体絶命の壮絶なる逃亡劇が幕を開ける。

監督:ジャン=バティスト・レオネッティ
出演:マイケル・ダグラス、ジェレミー・アーバイン、ハンナ・マンガン・ローレンス
配給:ブロードメディア・スタジオ

公式サイト:http://www.tsuigekisha.com

 

 

園子温という生きもの

5月14日より、新宿シネマカリテにて公開

2015年には『新宿スワン』『ラブ&ピース』『リアル鬼ごっこ』『映画 みんな!エスパーだよ!』と4本の新作が公開され、日本で最も多忙な映画監督となった園子温。多くのメディアで数奇な運命をたどった半生が取り上げられ、時には過激な発言が物議を呼ぶ。しかし、それは園子温の一面でしかない。本作で描かれる園子温の“いま”は、新たな映画企画の打ち合わせに忙殺されながら、アトリエで自由奔放な絵をキャンバスに描き、時にはミュージシャンとして破天荒なライブを行い、路上パフォーマンスで警察に事情聴取されながらもアーティストとして独創的な個展を開催し、自宅では妻との時間を過ごす姿だ。そして、4半世紀前に書いた脚本『ひそひそ星』の映画化を自主制作でようやく実現させようとしていた。  2014年10月、『ひそひそ星』がクランクインを迎えた。園はオリジナル脚本の設定を尊重しつつ“いま”映画にするにあたって、福島県富岡町・南相馬・浪江町でロケーションすることを選んだ。『ヒミズ』(12)『希望の国』(12)で震災、原発をいち早く描いてから4年。地元の人々の声に耳を傾け、荒涼とした風景にカメラを向ける園子温は何を思うのか。

監督:大島新
出演:園子温、染谷将太、二階堂ふみ
配給:日活

公式サイト:http://sonosion-ikimono.jp

 

 

ふたりの桃源郷

5月14日より、ポレポレ東中野ほかにて公開

「山」で暮らす夫婦と、支える家族。誰もが自分や家族に重ねずにはいられない、25年間の貴重なドキュメント。山口県のローカル放送局・山口放送が、ある夫婦と彼らを支える家族の姿を足かけ25年にわたり追いかけたドキュメンタリー。
カメラが静かに捉え続けた、電気も水道もない山で暮らす夫婦と、離れて暮らす家族の姿は、多くの人々の心を掴み、再放送を望む声が局に寄せられるなど大反響を呼んだ。山口県内および日本テレビ系列「NNNドキュメント」で長きにわたり放送され、「第4回日本放送文化大賞 テレビ・グランプリ」ほか数々の賞を受賞した伝説のシリーズ、待望の映画化!

監督:佐々木聰
出演:田中寅夫、田中フサコ、矢田恵子
配給:ウッキー・プロダクション

公式サイト:http://www.kry.co.jp/movie/tougenkyou/index.html

 

 

すれ違いのダイアリーズ

5月14日より、シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテほかにて公開

スポーツしか取り柄のない青年ソーンが、ようやく見つけた仕事は、誰もが行きたがらない山奥の湖に浮かぶ水上小学校の先生。そこは電気なし・水道なし・携帯電話もつながらない場所。生徒の子供たちとも打ち解けられず、孤独なソーンは、ある日、誰かの日記を見つける。それは前任の女性教師エーンの日記だった……。ソーンは日記を読むうち、そこに書かれた悩みに共感したり、教え方を学んだり。やがて会ったことのないエーンに恋をし、彼女を探し始めるが……。果たして、2人は会える?会えない?美しい自然に囲まれたタイの水上学校で、日記に支えられ、子供たちに教えられ、ダメ先生が成長していく。スマホやネットが全盛の現代になかなか信じられないが、これは2つの実話から生まれた物語。実在する水上学校の話と日記を読んで恋をした男性の話が元になっている。本作の監督は、タイ映画史に残る名作『フェーンチャン ぼくの恋人』のニティワット・タラトーン。タイ・アカデミー賞最多ノミネートや米アカデミー賞外国語映画賞タイ代表などNo,1の高い作品評価だけでなく、首都バンコクのみで約100万人を動員して大ヒット。だが、何より、世界中で上映されるたびに寄せられる観客の声の熱さ。見た人の感動が名作のいちばんの証明書だ。ソーンはいい奴だけどかなり情けないお気楽男子。恋人に定職を持つように叱られて、仕方なく仕事探しを始めたものの、ようやく見つけた仕事は、電気なし・水道なし・携帯電話もつながらない僻地の水上学校の先生だった……。赴任したものの、スポーツしか自信がないソーンは毎日失敗ばかり。ある日、前任の女性教師エーンの日記を見つける。そこには、自分と同じように僻地の学校で寂しさを感じ、子供達の教育や恋人との関係に悩む、エーンの正直な心の中が書かれていた。その悩みに共感したり、ある時は教え方を学んだりするうちに、ソーンは会ったこともない彼女に恋してしまう。はたして───。

監督:ニティワット・タラートーン
出演:スクリット・ウィセートケーオ、チャーマーン・ブンヤサック、スコラワット・カナロット
配給:ムヴィオラ

公式サイト:http://www.moviola.jp/diaries2016/

 

 

マクベス

5月13日より、TOHOシネマズシャンテほかにて公開

「ハムレット」「オセロー」「リア王」と並ぶ、シェイクスピアの4大悲劇のひとつとして知られる「マクベス」を映画化。中世スコットランドを舞台に、勇敢で有能だが、欲望と野心にとらわれた将軍マクベスが、野心家の妻とともに歩んだ激動の生涯を描き、2015年・第68回コンペティション部門に出品された。「SHAME シェイム」「それでも夜は明ける」のマイケル・ファスベンダーがタイトルロールを演じ、マクベスの妻に「エディット・ピアフ 愛の讃歌」のマリオン・コティヤールが扮する。監督は、初長編作「スノータウン」がカンヌ国際映画祭映画祭批評家週間で特別審査委員賞を受賞するなど、各国の映画祭で注目されたオーストリア出身のジャスティン・ガーゼル。

監督:ジャスティン・カーゼル
出演:マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール、エリザベス・デビッキ
配給:吉本興業

公式サイト:http://macbeth-movie.jp

 

 

わたしの自由について SEALDs 2015

5月14日より、アップリンクほかにて公開

2015年。第二次世界大戦以後、70年間、平和国家として歩んできた日本の安全保障が、大きく変わろうとしていた。
安倍晋三首相率いる自民党は、これまでの憲法解釈を180度転換し、集団的自衛権の行使容認を含む新たな安全保障関連法案を国会に提出した。日本国憲法第9条で定められた、戦争放棄に反するこの政府の動きに、世界一政治に無関心といわれた日本国民、特に若い世代が大きな危機感を持った。東京を中心に立ち上がった、学生団体「SEALDs」(シールズ : Students Emergency Action for Liberal Democracy-s / 自由と民主主義のための学生緊急行動)は、2015年6月から毎週金曜日に国会議事堂前で安保関連法案に対する抗議活動を開始した。その動きはメディアやSNSを通して幅広い共感を呼び、世代や信条を越え、「デモ」は瞬く間に日本全土に広がった。この映画は、数名の若者たちが手探りではじめた社会運動の、半年間の記録である。

監督:西原孝至
配給:sky­key factory

公式サイト:http://www.about-my-liberty.com

 

 

世界から猫が消えたなら

5月14日公開

映画プロデューサー・川村元気による同名ベストセラー小説を、佐藤健&宮崎あおい共演で実写映画化したヒューマンドラマ。脳腫瘍で余命わずかと宣告された30歳の郵便配達員の青年の前に、青年とそっくりな悪魔が姿を現わす。悪魔は青年に、大切なものと引き換えに1日の命をくれるという。電話や映画、時計など大切にしてきたものが次々と失われていく中、青年は元恋人と再会を果たし、かつての思いや別れの時を思い出していく。親友や疎遠になった父の思いに触れ、亡き母が残した手紙を手にした青年は、人生最後の日、ある決断を下す。「いま、会いにゆきます」などの岡田惠和が脚本を手がけ、「ジャッジ!」の永井聡監督がメガホンをとった。人気音楽プロデューサーの小林武史が音楽を担当。

監督:永井聡
出演:佐藤健、宮崎あおい、濱田岳
配給:東宝

公式サイト:http://www.sekaneko.com/index.html

 

 

LISTEN リッスン

5月14日より、アップリンクにて公開

「ろう者の音楽」を全編無音で視覚的に表現したアートドキュメンタリー。自身も耳の不自由な新鋭女性監督・牧原依里と、アニエス・ベー監督作「わたしの名前は…」などに出演した舞踏家・雫境が共同監督を務め、スタッフ・出演者のほぼ全員がろう者で構成。出演者は楽器や音声を介さず、全身を駆使した身体表現によって「音楽」のある空間を生み出していく。「魂から溢れでる『気』のようなものから音楽を感じる」と語る彼らならではの音楽表現を通し、「音楽」の新たな可能性を探る。

監督:牧原依里、雫境
出演:米内山明宏、横尾友美、佐沢静枝
配給:アップリンク

公式サイト:http://www.uplink.co.jp/listen/index.php
ザ・ストーン・ローゼズ メイド・オブ・ストーン

5月14日より、渋谷HUMAXシネマにてにて公開

サッカーと音楽しか成り上がる手段がなかったマンチェスターのワーキング・クラス出身の4人による感動的な再会劇から初めて明かされるその裏側、そして彼らを人生の一部として愛するファンの素顔を、再結成にまつわるライヴやバックステージ映像と、これまで未公開であった秘蔵映像を軸に、鮮烈に描き出す。人里離れた隠れ家のようなリハーサルハウスでの貴重な練習風景から、再結成後初めてとなる緊張のステージの模様、再び襲い来る悪夢のようなアクシデントと繊細な人間模様。そして地元マンチェスター、ヒートンパークで22万人(!)を集めたの圧巻の凱旋ライヴまで、初公開となる彼らの演奏シーンを十二分に交えながら、マッドチェスター・ムーヴメントという奇跡を起こした4人が躍動する!この映画は、彼ら4人が、古き良き時間をもういちど共有するのではなく、再びファンと共に新たな道を歩み始めたことを、熱く雄弁に刻みこんだマニフェストでもあるのだ。最後には、バンドにとっても、監督メドウズにとっても、日本のファンは特別な存在なのだ、ということがエンドロールで明らかになる。監督は、自身も熱狂的なローゼズ・フリークであり、映画『THIS IS ENGLAND』でも知られるシェイン・メドウス監督。あふれんばかりの愛と共に描き出している。

監督:シェーン・メドウス
出演:イアン・ブラウン、ジョン・スクワイア、レニ
配給:ビーズインターナショナル

公式サイト:http://www.tsrmos.com

 

 

心霊ドクターと消された記憶

5月14日より、角川シネマ新宿ほかにて公開

周りの人は覚えているのに、何故か自分だけ全く覚えていない出来事があった、という経験がないだろうか?人の記憶はデリケートで、抱えきれないショックな出来事があると、まるっと記憶が消えてしまうことなどもある。本作は、20年前に起きた列車事故の唯一の目撃者でありながら、記憶を封印してしまった男が、事故の被害者の亡霊たちに導かれ、記憶の迷路を突き進み事件の真相を暴き出していく物語。主演を務めるのは、『戦場のピアニスト』でアカデミー賞®を受賞、『プレデターズ』や『グランド・ブダペスト・ホテル』など、あらゆるジャンルの作品で独特の存在感を放つ名優エイドリアン・ブロディ。監督・脚本に、『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』、『ザ・ライト エクソシストの真実』の脚本家、マイケル・ペトローニ。亡霊たちの暗示的なセリフや、動作が散りばめられた緻密な脚本が紡ぎ出した衝撃と驚愕のクライマックスをあなたは見抜けるか-。

監督:マイケル・ペトローニ
出演:エイドリアン・ブロディ、サム・ニール、ジョージ・シェブソフ
配給:プレシディオ

公式サイト:http://www.shinreidr.jp/index.html

 

 

HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス

5月14日より、新宿バルト9ほかにて公開

1992年~1993年「週刊少年ジャンプ」黄金期に連載された伝説の漫画「究極!!変態仮面」。愛するパンティを被った興奮のパワーで悪を倒す正義を描いた異色作は、子供の間で興奮の渦を、大人の間で批判の渦を生みながら、一年でその幕を閉じた。2013年に奇跡の実写化。主演の鈴木亮平が一年以上を掛けた役作りなどが話題となった。コメディの皮を被ったヒーロー映画はヒットを記録。その熱狂は国内に留まらず、台湾・香港などのアジア各国でのスマッシュヒットや、カナダ・NYの映画祭で賞を受賞するなど海を越え興奮は拡大。正義の心があれば変態でも愛されることを証明した。前作公開後、NHK朝の連続ドラマ小説に出演するなど活躍の場を広げていた鈴木亮平、清水富美加、ムロツヨシ等が奇跡の再集結。更にドラマ「アオイホノオ」の熱演が話題となった柳楽優弥が新たに参戦!安田顕などの実力派が脇を固める。また『HK/変態仮面』、「勇者ヨシヒコ」シリーズ、「アオイホノオ」のスタッフ陣が交じり合い、最高の福田雄一組が実現した。

監督:福田雄一
出演:鈴木亮平、清水富美加、柳楽優弥
配給:東映

公式サイト:http://hk-movie.jp/index.html?skip=y

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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