恐るべき自主映画『レミニセンティア』井上雅貴監督のインタビュー

映画「レミニセンティア」井上雅貴監督のインタビュー

物語だけではなく独特な映像美により、芸術性の高いロシア製SF映画。
そんな映画に魅了された日本人監督、井上雅貴が
初長編監督作でありながらロシアSF感動作を作りだした。

映画「レミニセンティア」井上雅貴監督のインタビュー

物語だけではなく独特な映像美により、芸術性の高いロシア製SF映画。
そんな映画に魅了された日本人監督、井上雅貴が
初長編監督作でありながらロシアSF感動作を作りだした。
人間には内側の世界があり、五感により様々な情報が脳に蓄積され、
自分の記憶となった時、他人と共通する現実世界との相違が生まれる。
果たして自分の見ている世界は他人と同じ世界なのか?
記憶をテーマに、哲学的でありながらもSFヒューマンドラマという
エンターテイメント作品に仕上げた。

『レミニセンティア』ストーリー
ロシアのとある街の郊外、小説家のミハエルは愛する娘ミラーニャと
二人でひっそりと暮らしていた。彼の元には悩める人々がやってくる。
「私の記憶を消して欲しい」
ミハエルは人の記憶を消す特殊な能力を持っていた。
小説のアイデアは彼らの記憶を元に書かれたものだった。
そんなある日、娘との思い出の一部が無いことに気づく。
過去が思い出せず、悩み苦しむミハエルは教会に行き神に祈る。
すると、 見たものすべてを記憶する超記憶症候群の女性マリアに出会う。
彼女は忘れることが出来ない病気に苦しんでいた。
そして、ミハエルと同じく特殊な能力も持っていた。
その能力とは記憶を呼び起こす能力だった。
ミハエルは彼女に取引を持ちかける。
「記憶を消すかわりに、娘との記憶を取り戻して欲しい。」
彼女の能力によりミハエルは記憶のはざまへと落ちて行き、
そこで、衝撃の真実を知ることとなる。

 

監督:井上雅貴
出演: アレクサンダー・ツィルコフ、井上美麗奈、ユリア・アサードバ、ほか
2016/日本/89分/STEREO/16:9/ロシア語/
配給:NOUE VISUAL DESIGN

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