『つむぐもの』
映画『つむぐもの』3月19日(土)より、有楽町スバル座ほか全国順次ロードショー
「馬鹿者」と、感謝を告げた。「くたばれ」と愛を告げた。
倒れても人の手は借りたくない頑固な和紙職人と、韓国からやってきた落ちこぼれ女子。交わるはずのなかったふたりの、魂と心が通いあう。
人が最期まで自分らしく生きることとは?国籍も世代もなにもかも違うふたりが、介護を通してつむぐ、感動の物語。
芸歴50年!映画初主演の石倉三郎が、和紙職人役で新境地をみせる。ヒロイン役には『息もできない』で世界的な脚光を浴びたキム・コッピ。他に、「あさが来た」『明烏』の吉岡里帆、『ちはやふる』「花燃ゆ」の森永悠希が介護施設や伝統工芸の現場で奮闘する新人役で出演。
出演:石倉三郎、キム・コッピ、吉岡里帆、森永悠希、宇野祥平、内田慈、日野陽仁
監督:犬童一利/脚本:守口悠介/企画・製作統括:梅田一宏/エグゼクティブプロデューサー:吉田ときお、前田紘孝/プロデューサー:前信介
「つむぐもの」製作委員会:プリンシパル、丹南ケーブルテレビ、ソウルエイジ
制作プロダクション:ソウルエイジ/配給・宣伝:マジックアワー
公式サイト:www.tsumugumono.com
『あまくない砂糖の話』
映画『あまくない砂糖の話』3月よりシアター・イメージフォーラム他全国順次ロードショー
オーストラリア映画<ドキュメンタリー部門>史上NO.1! 社会現象を巻き起こした大ヒットムービーがついに日本上陸。 俳優のデイモン・ガモーは、人間は平均で1日にティースプーン40杯もの砂糖を取っていることを知る。角砂糖やコーヒーシュガーだけが砂糖ではない。今や砂糖は形を変えて様々な食品に入り込み、加工食品の80%には砂糖が含まれているのだ。そこでガモーは自らの体を使い、一日にティースプーン40杯分の砂糖を60日間にわたって摂取するという実験に乗り出した。『スーパーサイズ・ミー』(04)では明らかに体に悪そうなマクドナルド商品だけを30日間食べるという生活だったが、本作では“ヘルシー”と宣伝されながら実際には大量の砂糖が隠されている食品に焦点を当てる。『スーパーサイズ・ミー』よりもはるかに身近な現実の恐怖、あまい砂糖に隠されたあまくない真実に迫る!
出演:スティーブン・フライ、イザベル・ルーカス、ブレントン・スウェイツ、ジェシカ・マーレイ、デビッド・ギレスピー、ケン・サイカリス医師、デビー・ハーブスト博士、シャロン・ジョンストン
監督:デイモン・ガモー
配給:アンプラグド
公式サイト→http://amakunai-sugar.com/
「邂逅」ーKAIKOUー
映画「邂逅」ーKAIKOUー3月19日(土)よりシネ・リーブル池袋でロードショー
ジャッキー・ウー 待望の日本映画第1回監督作品。
大手家電メーカーに勤める山本壮一の家族関係は、完全に冷え切っていた。専業主婦の妻・和子は、家から出られない不満や、壮一への不信感、何者かによるイタズラ電話で、常に苛立っている。中学生の娘・愛梨は、学校でいじめられていることを両親に打ち明けられないまま、徐々に追い込まれていた。
そんな時、山本はフィリピンへの転勤を命じられる。愛梨がリストカットを図ったのを機に、山本はこれまでの行いを見直し、家族再生のため、娘のため、一家でフィリピンに行くことを決意するのだが…。
平和への祈りを込めて贈る、ファンタジー・ホラー
出演:野村宏伸、荒井乃梨子、米山穂香、永田春、天川真澄 他
監督:ジャッキー・ウー/プロデューサー:新田 博邦/脚本:佐藤 裕樹/ゼネラル・プロデューサー:大平 恵治
配給:株式会社ミューズ・プランニング
公式サイト:http://museplanning.co/movie-kaikou.html
『甲鉄城のカバネリ』
映画『甲鉄城のカバネリ』3月18日より、新宿ピカデリーほかにてロードショー
フジテレビの人気アニメ枠「ノイタミナ」で放送のオリジナルアニメ「甲鉄城のカバネリ」の劇場先行上映版。2016年4月、1週間限定で劇場上映行った。蒸気機関が発達し、鋼鉄の心臓を持つ生ける屍=「カバネ」と人類の戦いが繰り広げられている島国「日ノ本(ひのもと)」を舞台に、装甲蒸気機関車「甲鉄城」に乗り込み、カバネに立ち向かう少年少女たちの姿を描く。監督を「進撃の巨人」「ギルティクラウン」の荒木哲郎、シリーズ構成を「コードギアス」シリーズの大河内一楼が担当。キャラクター原案を「超時空要塞マクロス」などで知られるベテランの美樹本晴彦、音楽を「進撃の巨人」「機動戦士ガンダムUC」などヒット作多数の澤野弘之が手がける。
出演:畠中祐、千本木彩花、梶裕貴、宮野真守、内田真礼、増田俊樹、沖佳苗、伊瀬茉莉也、逢坂良太、佐藤健輔
監督:荒木哲郎/シリーズ構成・脚本:大河内一楼、瀬古浩司
配給:松竹メディア事業部/アニメーション制作:WIT STUDIO
公式サイト:http://kabaneri.com
「スクール・オブ・ナーシング」
映画「スクール・オブ・ナーシング」3月より 全国順次ロードショー(2016年2月13日より イオンシネマ熊本先行公開)
少子高齢化が進み、2014年に新成人となる若者の数が過去最低を記録。なかでも、医師不足、看護師不足は深刻化し、看護や介護を取り巻く環境は大きく変化している。そんな現代社会を背景に、自らの意志で看護の道を選んだ若者たちが、葛藤しながらも命と対峙していく姿を描いたのが、本作『スクール・オブ・ナーシング』だ。
熊本県・人吉市の看護師養成機関に通う、学生の木津川あかねとその仲間たちは、学内演習を経て、一人の患者を受け持って看護の方法を学ぶ病院での実習に取り組むことに。不安でいっぱいの彼らを待ち受けていたのは、担当患者の病状の深刻さや、その家族背景といった、学校の教科書では学べない “現実”だった—。果たしてあかねたちは、壁を乗り越えることができるのか?
出演:桐島ココ、大和田健介、佐伯日菜子、木村知幸、愛華みれ、今本洋子、木元としひろ、真柴幸平、山田太一、小牧芽美、吹石一恵、榎木孝明
監督:足立内仁章/脚本:児島秀樹/撮影:三本木久城/音楽:丸山和範
配給:スタジオレヴォ
公式サイト:http://nurse-movie.jp/
『風の波紋』
映画「風の波紋」3月19日(土)よりユーロスペースほか、全国順次ロードショー
舞台は越後妻有(えちごつまり)の里山。この雪深い村に都会から移り住んだ木暮さん夫婦は、茅葺き屋根の古民家を修復し、見よう見まねで米を作って暮らしてきた。草木染職人の松本さんは、山桜で染めた糸を夫婦並んで手織りする。色鮮やかな着物が仕立てあがるころ、娘さんが成人式を迎えた。
ある春の朝、大きな地震がおきた。木暮さんの家も全壊したが、彼は再建を決意する――。
手間を惜しまず丹念に育てられた米や野菜が、私たちの日々の暮らしを彩るように、心をこめて作られた一本の映画が、人生のたいせつな糧となることがあります。『風の波紋』は、『阿賀に生きる』『阿賀の記憶』のスタッフたちが5年の歳月をかけて、じっくりと作りあげた映画です。ぜひ劇場のスクリーンでご堪能ください。
出演:
監督:小林茂/プロデューサー:矢田部吉彦、長倉徳生
配給:東風
公式サイト:http://kazenohamon.com/
『最高の花婿』
映画『最高の花婿』3月よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー
フランスのロワール地方に暮らすヴェルヌイユ夫妻には、他人には相談できない悩みがあった。3人の娘たちが次々とアラブ人、ユダヤ人、中国人と結婚、様々な宗教儀式から食事のルールまで、異文化への驚きと気遣いに疲れ果てていた。そんな時、最後の希望だった末娘が、カトリック教徒の男性と婚約! しかし、大喜びの夫妻の前に現れたのはコートジボワール出身の黒人青年だった。しかも、フランス人嫌いの彼の父親が大反対。果たして、色とりどりの家族に愛と平和は訪れるのか──?フランスで5人に1人が観た、興行収入No.1の大ヒット感動作が日本に上陸!
出演:クリスチャン・クラビエ、シャンタル・ロビー、アリ・アビタン、フレデリック・ベル、メディ・サドゥアン、ジュリア・ピアトン、エミリー・カーン、フレデリック・チョウ、エロディー・フォンタン、ヌーム・ディアワラ
監督:フィリップ・ドゥ・ショーブロン/脚本:ギィ・ローラン
配給:セテラ・インターナショナル
公式サイト:http://www.cetera.co.jp/hanamuko/
『父を探して』
映画『父を探して』3月19日(土)シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー
本作『父を探して』(英題「The Boy and the World」)は、ブラジル・インディペンデント・アニメーション界の新鋭アレ・アブレウ監督による長編アニメーションです。出稼ぎに出た父親を探しに、少年が広大な世界を旅するこの作品は、2014年のアヌシー国際アニメーション映画祭でクリスタル(最高賞)と観客賞を同時受賞という快挙を達成。これまでに44の映画賞を獲得しています。
クレヨン・色鉛筆・切り絵・油絵具などを自在に使い分けた筆づかいは、まるで絵本に魔法がかけられたかのようで、自然な質感と滑らかなアクションが見るものを驚嘆させます。また、高畑勲監督と宮崎駿監督にも影響を受けたと語るアブレウ監督は、多彩な動きや色で子どもを魅了するだけでなく、社会・政治・環境・経済といった大人の問題をテーマに掲げました。
出演:
監督:アレ・アブレウ
配給:ニューディアー
公式サイト:http://newdeer.net/sagashite/
『リリーのすべて』
映画「リリーのすべて」3月18日よりTOHOシネマズみゆき座ほかにてロードショー
『英国王のスピーチ』でアカデミー賞4部門を受賞し、『レ・ミゼラブル』で世界中の観客を涙させた巨匠トム・フーパー。そして、車椅子の物理学者スティーヴン・ホーキング博士を演じた『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、若手演技派スターのトップに躍り出たエディ・レッドメイン。今、最も映画ファンの注目と期待を集めるふたりが『レ・ミゼラブル』に続いてタッグを組み、またひとつ映画史に残る傑作を誕生させた。アカデミー賞最有力の呼び声が高い本作は、世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人、リリー・エルベの実話に基づく勇気と愛の物語。命の危険を冒してでも自分らしく生きることを望んだ主人公と、その一番の理解者であり続けた妻が織りなす魂の触れ合いのドラマを、心揺さぶる演技と演出で綴りあげた感動の大作だ。
出演:エディ・レッドメイン、アリシア・ヴィキャンデル、ベン・ウィショー、アンバー・ハード、マティアス・スーナールツ、セバスチャン・コッホ
監督:トム・フーパー
配給:東宝東和
公式サイト:http://lili-movie.jp/
『コンビニ夢物』
映画「コンビニ夢物語」3月19日よりシネ・リーブル池袋ほか全国順次ロードショー
この物語は日本海に面した兵庫県香美町の小さな商店街で古くから酒屋を営んでいる坂上酒店から始まる。酒店の主人、坂上幸造は8年前に妻の良子に先立たれ、心労の余り予てから患っていた心臓病が悪化していた。幸造には良子との間に一人息子、幸一が居るが何かと反りが合わず、母の死をきっかけに町を離れて東京に去って連絡を絶っている。幸一が去ってから数年後、酒店は幸一の幼友達の美香が手伝い、幸造にとって悶々とした日々を送っていた。そんなある日、幸造が心臓発作で倒れ、急な知らせを受けて数年ぶりに帰郷する幸一。怒り、挫折、愛、涙、絆…。老若なんにょすべてに贈る感動作品。溢れる感動、今そこに触れる感動、涙なくして見られない感動作。
出演:篤海、文音、秋本祐希、石倉三郎、仁科亜希子、中村ゆうじ、佐藤二朗、藤吉久美子、林与一
監督:松生秀二/原作:姫井由美子
配給:ビー・ウイング
公式サイト:http://www.convini-yume.com
『ちはやふる』
映画『ちはやふる』3月19日≪上の句≫/4月29日≪下の句≫二部作連続ロードショー
綾瀬千早、真島太一、綿谷新の3人は幼なじみ。新に教わった“競技かるた”でいつも一緒に遊んでいた。そして千早は新の“競技かるた”に懸ける情熱に、夢を持つということを教えてもらった。そんな矢先、家の事情で新が故郷の福井へ戻り、はなればなれになってしまう。「新にもう一度会いたい。会って『強くなったな』と言われたい。」千早の想いが情熱に変わるとき、百人一首の世界のごとく、世界が煌びやかに色づき始める。高校生になった千早は、新に会いたい一心で“競技かるた部”創部を決意、高校で再会した太一とともに、部員集めに奔走する。呉服屋の娘で古典大好き少女・大江奏、小学生時代に千早たちと対戦したことのある、競技かるた経験者で“肉まんくん”こと、西田優征、太一に次いで学年2位の秀才・“机くん”こと、駒野勉を必死に勧誘、なんとか5名の部員を集め、創部に成功。初心者もいる弱小チームながら、全国大会を目指して練習に励み、東京都予選に臨む。千早の新への気持ちを知りながらも、かるた部創部を応援し、部長となった太一。彼もまた、新に勝たなければ前に進むことが出来ない。「千早に自分の気持ちを伝えたい」―。千早、太一、新、そして瑞沢高校かるた部の、まぶしいほどに一途な想いと情熱が交錯する、熱い夏が来る。
出演:広瀬すず、野村周平、真剣佑、松岡茉優、松田美由紀、森永悠希、矢本悠馬、國村隼、上白石萌音、坂口涼太郎、清水尋也
監督・脚本:小泉徳宏/原作:末次由紀
配給:東宝
公式サイト:http://www.chihayafuru-movie.com
「背徳の王宮」
映画「背徳の王宮」3月19日(土)よりシネマート新宿ほか全国順次ロードショー
稀代の暴君として知られる朝鮮王朝第10代国王・燕山君(ヨンサングン)(キム・ガンウ)は、その異常な色欲を満たすため、国中の美女を王宮に集めるよう命じる。王の信頼を利用して実権を握ろうとする家臣イム・スンジェ(チュ・ジフン)は、1万人もの美女を強引に召集。女たちは生きるため“王の女”の座を目指し、官能の秘技を肉体に刻み込んでいく。なかでも謎の色香を秘めた娘ダニ(イム・ジヨン)に心惹かれたスンジェは、彼女に王の寵愛を独占させようと特別な教育を施す。王の寵妃チャン・ノクスもまた、野心に満ちた芸妓ソル・チュンメを使い、スンジェの野望を牽制する。狂瀾怒濤の王宮で、明日をも知れぬ権力争いは激しさを増し炎上していく──。
出演:チュ・ジフン、キム・ガンウ、イム・ジヨン、チャ・ジヨン、イ・ユヨン、チョン・ホジン、ソン・ヨンチャン
監督:ミン・ギュドン
配給:ツイン
公式サイト:http://haitoku-movie.com
「天使に“アイム・ファイン”」
映画「天使に“アイム・ファイン”」「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」3月19日(土)順次全国ロードショー
姿は見えなくても、天使はいつも、あなたのそばにいる。天上界で祈りを捧げている、ひとりの天使。その目には、地上で悩み苦しむ5人の人間の姿が映っている。成績優秀ゆえに嫉妬され、クラスメイトから激しいいじめを受けている小学5年生の風香(ふうか)。福島から東京の大学へ進学を希望するも、震災後の風評被害や消費増税などの経済的理由で父親から諦めるよう通告される八百屋の息子・優也(ゆうや)。自分が末期ガンである事実を受け入れられず、自暴自棄となり周囲の人びとや環境を激しく責め続けている女優の吉乃(よしの)。政治家を目指して国政選挙へ三度出馬するも、落選を繰り返し、自分の志を失いかけている護(まもる)。ミュージカル舞台を目指していた最中、最愛の姉を亡くし、生きる意味と夢を見失った美里(みさと)。彼らを救うため、地上に舞い降りる天使—。人生の苦難と悲しみの先にある、本当に大切なものを知ったとき5つの人生が大きく動き出す。
出演:雲母、芦川よしみ、金子昇、合香美希、清水一希、
監督・脚本:園田映人/制作総指揮:大川隆法
配給:日活
公式サイト:http://www.newstar-pro.com/tenshi/
「花のように あるがままに」
映画「花のように あるがままに」3月19日よりK’s cinemaにてロードショー
京都に暮らす在日コリアン舞踏家のペ・イファが、在日一世として来日した亡き両親の足跡をたどる旅をする。ペ・イファの心の様子を描きながら、現代日本社会が見失いかけている「在日とは何か」について問うていくドキュメンタリー映画。ペ・イファの父であるペ・ハッポンさんの貴重な証言テープやインタビュー映像なども交えて描かれれ、中学・高校での人権教育公演で平和や国境を超えた交流を訴え続けるなど、ペ・イファの前向きな姿勢や考え方から、日本社会に根強く残る在日コリアンへの差別や偏見を克服するヒントを探っていく。
出演:ペ・イファ
監督・企画・撮影:港健二郎/プロデューサー:藤田裕司、河鉄也
配給:映画センター全国連絡会議
公式サイト:http://webcom2.sakura.ne.jp/hanaaru/
『ザ・デクライン』
映画「ザ・デクライン」3月19日より、新宿シネマカリテほかにてロードショー
音楽ドキュメンタリー史上、他に類を見ない3部作構成で、≪西洋文明の衰退≫という意味を持つこの作品は1981年~1998年にかけてのロサンゼルスの音楽シーンにフォーカスしたロック・ドキュメント。一作目『ザ・デクライン』はハードコア/パンク、二作目の『ザ・メタルイヤーズ』はLAメタル、そして三作目『ザ・デクラインⅢ』はふたたびパンクロックの世界に戻りつつ、衰退後の退廃したガター・パンクスを描く。全作品当時の公開以後、いかなるフォーマットにおいても一度も正規リリースがなされず、世界的に「最も観ることのかなわない作品」として語られ、さらに巷にあふれる音楽ドキュメンタリーとは異なる、鋭い視点、主体性と客観性、そして優れたライヴ・パフォーマンスの撮影描写で、あらゆる媒体や観客からも「史上最高の音楽ドキュメンタリーのひとつ」として熱狂的な支持を受ける作品である。長年劇場再公開やビデオパッケージ化が待望されてきた中、遂にここ日本にも再上陸を果たすときが来た。
出演:
監督:ペネロープ・スフィーリス
配給:ビーズインターナショナル
公式サイト:http://decline.jp
『ジョギング渡り鳥』
映画『ジョギング渡り鳥』新宿K’s cinemaにて3月19日ロードショー
遠い星からやってきたモコモコ星人は、神を探す長い旅を経て地球にたどり着いた。母船が壊れ帰れなくなった彼らは、とある町の人々をカメラとマイクで観察しはじめた。人間のように「わたし」と「あなた」という概念がない彼らは、いつしか町の人々が直面している「わたしはあなたではない」という近代人間的事実に直面する―。果たしてモコモコ星人は「神」と出会うことができるのか。『私は猫ストーカー』、『ゲゲゲの女房』、『楽隊のうさぎ』といった話題の長編映画を監督する一方、先鋭的なインディペンデント映画を精力的に発表し続ける鈴木卓爾。待望の最新作は、3年がかりの初のオリジナル長編。カメラやマイクを握る俳優たちと監督が一丸となって挑んだリアルで自由な活劇フィクション。地球人と宇宙人が入り乱れて織りなすドタバタ青春群像は、不思議なポリフォニーとなって、やがて魂を震わすコーラスを奏で始める。映画の現在を更新する前代未聞の革新的メタSF大作がここに誕生した! いまこそ映画を問い直す。ここではないどこかではなく、自分たちが生きるこの世界を信じるために。
出演:中川ゆかり、古屋利雄、永山由里恵、古川博巳、坂口真由美、茶円 茜、矢野昌幸、小田 篤、吉田 庸、古内啓子、柏原隆介、小田原直也、佐藤 駿、山内健司、兵藤公美、古澤 健
監督・場面構成:鈴木卓爾/撮影監督:中瀬慧
配給:Migrant Birds Association カプリコンフィルム
公式サイト:http://joggingwataridori.jimdo.com/
『映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』
『映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』3月19日(土) 全国ロードショー
「プリキュア」劇場版の記念すべき通算20作目。2016年2月放送開始の「魔法つかいプリキュア!」から、主人公のみらいとリコも登場する。シリーズ初の本格ミュージカル作品として製作され、多数のミュージカルを手がけてきた作詞家・作曲家の森雪之丞が、ミュージカルプロデュースを担当。人間界に遊びに来たみらいとリコだったが、突然現れた魔女ソルシエール(新妻聖子)とその仲間トラウーマ(山本耕史)の魔法により、離れ離れにされてしまう。悪の魔法を完成させるため「プリキュアの涙」を狙うソルシエールらに対し、44人のプリキュアが友情を武器に立ち向かう。
出演:山本耕史、新妻聖子、高橋李依、堀江由衣、嶋村侑、浅野真澄、山村響、沢城みゆき
監督:土田豊/脚本:村山功/原作:東堂いづみ
配給:東映
公式サイト:precure-allstars.com
「僕だけがいない街」
映画「僕だけがいない街」3月19日(土)全国ロードショー
〈リバイバル〉という〈時間が巻き戻る〉不思議な現象に巻き込まれた主人公の悟が、現在〈2006年〉と過去〈1988年〉の2つの世界を行き来しながら、18年前の〈連続誘拐殺人事件〉の謎と真犯人に迫るミステリー。脳裏から葬り去った幼少期の辛い記憶と、当時は気づくことのできなかった母親の自分への深い愛情、そして傷つくまいと距離を自ら取っていたクラスメートの優しさに触れることによって生まれる新たな友情とが、新しい記憶となって塗り替えられていく悟の「過去」。ただのミステリーにとどまらない、優しさとせつなさに満ち溢れたドラマティックな感動作。悟を演じるのは、『デスノート』『カイジ』『るろうに剣心』など、漫画の実写化作品を必ずヒットに導く力を持つ俳優、藤原竜也。悟をまっすぐに信じ、寄り添うバイト仲間の片桐愛梨を演じるのは、主演作『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』が連続ヒットした有村架純。メガホンを取ったのは、TVドラマ「天皇の料理番」で国内のアワードでグランプリを受賞するなど、数々の作品で高い評価を受け注目を集める気鋭、平川雄一朗監督。2016年1月からアニメがフジテレビのノイタミナ枠で放送され、連載中の原作漫画の展開も含め、謎が謎を呼ぶ〈僕街現象〉が話題沸騰中の2016年の先陣を切るホットエンターテイメントだ!
出演: 藤原竜也 有村架純 及川光博 杉本哲太/石田ゆり子
監督:平川雄一朗/脚本:後藤法子/原作:三部けい/音楽:林ゆうき
配給: ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/bokumachi/
「イースターナイトメア 死のイースターバニー」
映画「イースターナイトメア 死のイースターバニー」3月19日よりレイトショー公開
人気実況プレイヤー”コジマ店員”や”ポッキー”らによるニコニコ動画、Youtubeの実況プレイ動画が再生回数60万回を超える大人気ホラーゲーム「The Rabbit House」を原案に、2008年「スケルツォ」で第30回ぴあフィルムフェスティバル・PFFアワード入選、2011年「青すぎたギルティー」で第5回田辺・弁慶映画祭で映検審査員賞受賞、昨年長編映画「ハッピートイ」を発表した平波亘が、日本初のイースターホラー映画を誕生させる。
出演:都丸紗也華、川村虹花、春川芽生
監督:平波亘
配給:NSW
公式サイト:https://www.facebook.com/ナイトメアシリーズイースターナイトメア-894445433979067/
「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」
映画「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」3月18日よりTOHOシネマズシャンテほかにてロードショー
誕生からまもなく130年、今も絶大なる人気を誇る、世界で一番有名な名探偵シャーロック・ホームズ。豊かな緑に囲まれた海辺の家でミツバチの世話をしながら、穏やかな晩年を送っているシャーロック・ホームズ。だがホームズには、死ぬ前にどうしても解かなければならない謎があった。30年前、優秀な助手にして記録係のワトスンが結婚してホームズのもとを去った日、ある男から奇妙な調査依頼が舞い込んだ。彼の妻が音楽教師の開く怪しげなレッスンで、亡くなった子供たちと“会話”しているというのだ。ホームズが尾行を始めると、彼女は夫の筆跡を偽造した小切手で預金をおろし、薬局で毒性の強い薬を購入する。夫の殺害計画かに見えた事態はしかし思わぬ方へ転がり、ホームズは人生最大の失敗を犯して引退に追い込まれ、事件は未解決となってしまった。推理のカギを握る日本への旅から帰国したホームズは、家政婦の息子で10歳のロジャーに探偵の資質があることを見抜き、彼を助手にいよいよ捜査を再開するのだが──。
監督;ビル・コンドン/プロデューサー:アン・ケリー
出演:イアン・マッケラン、ローラ・リニー、マイロ・パーカー、真田広之
配給:ギャガ
公式サイト:http://gaga.ne.jp/holmes/